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クレスト

2019

2019年の1月とかに書いた小説。この小説を書くとき、最初に舞台とした溺れ渓という町の地図を作った。次に地誌と風習と、人々の生活の循環を考えてから、文章を書き始めた。この小説は2020年に書いた『ともに浮かべば肺、満ち!』に次いで、スラスラと書けた小説。今はもう会えない人について、当時一生会えないとつらいなって思いながら書いた。書いているときは、すごくたくさん風が吹いていて、とても楽しかった。本当に書いていて楽しくて、ずっと気分がよかった。